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2017/03/13

ビムパッド錠 50mg・100mg  (第一三共)

テーマ:勉強会memo

[担当] かいてき調剤薬局六軒家店
平成29年1月11日
[講師] 第一三共

成分名:ラコサミド
2008年にヨーロッパで発売。
新しい作用機序を持つNa+チャンネルブロッカーとして2016年8月に日本にて発売。
現在70カ国で使用。
2017年8月末まで新薬のため1回14日分処方の制限あり

[効能又は効果]
他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の部分発作
二次性全般化発作を含む)に対する抗てんかん薬との併用療法
ゆくゆくは単独使用、他のてんかんへの適応も検討中。

[用法及び用量]
通常、成人にはラコサミドとして 1 日 100 mg より投与を開始し、その後1 週間以上の間隔をあけて増量し、維持用量を 1 日 200 mg とするが、いずれも 1 日 2 回に分けて経口投与する。

なお、症状により 1 日 400 mg を超えない範囲で適宜増減するが、増量は 1 週間以上の間隔をあけて 1 日用量として 100 mg 以下ずつ行うこと。


てんかんは過剰な神経の伝達によるもの。Naチャネルの不活性化様式には『急速』な不活性化(1/1000 秒単位)と『緩徐』な不活性化(秒~分単位)の 2つの様式が存在します。今までのてんかん薬は急速な方をブロックするものであった。ビムパッドはてんかん発作を起こす緩徐なNa+チャンネルを阻害する。

副作用で一番気になるものは傾眠・ふらつきであるが、これはメマリーの副作用と似ている。投与開始、増量時に多く見られ、ひどい場合は減量するなどの対応をすると軽減する場合が多い。


※腎排泄のため腎機能の程度により用量を調整
腎機能障害患者(Ccr 30mL/min以下の重症および末期腎機能障害)および軽度・中等度の肝機能障害患者(Child-Pugh分類AおよびB)では1日最高用量を300mgまでとし慎重な投与が必要になる。また血液透析を受けている患者には、1日用量に加えて血液透析後に最大で1回用量の半量を追加投与するなど、臨機応変な対応が求められる。

割線がはいっていないため、割錠にしての投薬不可
粉砕した場合は90日間成分は安定していたが生物学的アベイラビリティ確認していない
フィルムコーティングしてあり、成分は苦味あり。
シトクロムP450(CYP)の影響が少ないため、ほぼ相互作用も気にしなくていい

*質疑応答
メマリーと同じ副作用の傾眠・ふらつきは関連性は、あるのか→全くなし
コンプライアンス不良のため1日分を1回にして飲んでもいいか→一度に2回分の服用はやめてください

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